最近、週末になる度に天気が不安定になりますな・・・(-_-;)
今日は小雨でなんとか行けるかな~と思いまして、念のためシャマルミレを履かせているドマーネで走行会へ参加したのですが、予想を遥かに上回る荒れ具合。
集まったメンバーは豪脚揃いで全く付いて行けず、雨は土砂降り、おまけに足は攣るといった散々な状況でオギノパンでまったり。走行会に参加しながらポタリングして帰ってきました(;´∀`)
とりあえずドマーネでお出かけしたのは正解だったようです
・・・で、すっかり忘れていましたがワタクシが年度末に購入した新車のお話でも。
始まりは『いつもと違う走行感を味わいたいな~』なんてことで、セミディープリムであるXentisをポチったのであります。
・・・が、Xentisをポチった2日後、ワタクシが走行会チームに参加しているショップから
Cerveloの2018年モデルが今なら安いよ♪
というお知らせが・・・『Cerveloといえば、なかなかの高級車じゃね?とりあえず話だけでも聞いておこうかな』と店長さんに話を伺いに行き、気が付けば契約してました(;^ω^)
エアロロードのイメージが強いCerveloですが、ワタクシが購入したのはオールラウンドのフラッグシップモデルであるR5であります。
Rシリーズがモデルチェンジしたのがちょうど2018年モデルということで、カラーリング以外は現行モデルと一緒だし(エアロロードのSシリーズは2019年でモデルチェンジ済み)、使用中のドマーネがセカンドグレードなので、どうせならフラッグシップモデルを試してみたいということで、R5に決まった次第。
完成車での購入が希望だったのですが、残念ながらメーカー在庫終了ということでフレームセットの購入でバラ完にしました。まぁ2日前にカーボンホイールをポチってますし、涙をこらえて引き下がりましたよ。
幸い、サドルもハンドルも予備(?)があったので初期投資をチョットだけ抑えられました。
コンポはとりあえずアルテグラで。さすがにデュラエースにするお金がありません(;´∀`)
完成車ならディスクブレーキもあり?なんて思っていましたが、バラ完だしホイール購入済だしでリムブレーキ仕様です。
そういや、トレックもスペシャライズドもフラッグシップモデルはディスクブレーキのみになりましたよね。リムブレーキは淘汰される運命なんですかねぇ・・・
アルテグラのクランクに、ドマーネでも使用している4iiiiの左クランクのみのパワーメーターを付けています。
よくよく考えたら、パワーメーター買い足すぐらいならクランクはデュラエースのパワーメーターを最初からインストールしておけば良かった気がします。お値段もさほど変わらないし、両足計測できるし。契約したときはそこまで考えが至りませんでした・・・
チェーンはデュラエースでと、しっかりお願いしたんですがねぇ
フロントディレイラーにワーニングシールが貼られていますが、
電動です。ついにワタクシも電動コンポに手を出しちゃいましたよ( *´艸`)
アルテグラDi2であります。
ペダルは安定のSPD・・・(;´∀`)
でしばらく運用していたのですが、ローラー台で慣らしを終えたSPEEDPLAYに変更しました。
R5を購入する前から走行会でいろんな方に「SPDですよね?」って言われ続けてましたので(^^;
なお、今度は
SPEEDPLAYってどう?って聞かれるようになりました(;・∀・)
走行会メンバーでSPEEDPLAYの人、誰もいないんですよね。
コンパクトクランクですがインナーはQ-RINGSの34T楕円を使用⇒富士ヒル仕様でQ-RINGSの38T楕円として、今はまたまたQ-RINGSの36T楕円にしています。
何個楕円買うんだ?
ちなみにポジション変更できる旧タイプのQ-RINGSですが、「R8000シリーズでは使用しないでね」となっています。ワタクシの場合、一応チェーンキャッチャーのおかげか、一度もチェーン落ちすることなく使用できていましたが、38Tにしていたときはアウター⇒インナーの変速が不安定でドキドキしながら使ってましたよ。まぁ歯数も適用シリーズもメチャクチャですからね。
富士ヒルでは最後の登返しの1回だけアウター⇒インナーにしたわけですが、トルクを抜いて慎重にギアチェンジしました(;´∀`)
最近付け替えた36TはR8000シリーズ正式対応のモノです。まだ実走で使ってませんが。
スプロケットは以前にも記載したかな?11-30Tからジュニアカセットの頭に付替えて14-30Tにして運用しています。
はてさて、そんなわけでR5を購入してから3ヶ月チョット。走行距離も3000km程になったところで鈍感なワタクシがインプレです。
まず第一に、
硬いです(;´∀`)
よくインプレライダーの方が、この車種は硬いだの柔らかいだのと書いていますよね。そういった記述に対して大変懐疑的であったのですが、実際にドマーネと乗り比べるととっても硬いです。R5は他社のフラッグシップモデルと比べると、それほど硬いわけではないらしいのですが、それでも充分すぎるほどの硬さ。
R5に乗った瞬間はそうでもない感じなんですが、R5⇒ドマーネの順で乗ると笑っちゃうぐらいにドマーネが柔らかいです( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
しかし、硬いだけあって良く進む?踏めば踏んだ分だけ進んでくれるような、そんな感じがします(実際に速いかは知りませんが・・・)
特に登り坂でダンシングしたときはグイッグイッと進んでくれて、瞬発的な力に反応してくれるので乗ってて楽しいですな(*´ω`)
ドマーネだとシッティングでトルクを掛けて走るのが合ってそうな感じで、ダンシングしても撓んでいる(?)微妙に力が逃げてる感じがしないでもありませんでした。
まぁダンシング殆どしないんですけどね・・・(;´∀`)
とはいえ、脚に優しいエンデュランスモデルのドマーネがあるわけですから、使い分けとして走りを楽しむにはこれぐらいの硬さがあって丁度良かったのかもしれません。
ホイールは当初はシャマルミレを履かせていたのですが、ポチったXentisが着弾後は冒頭の写真の通りずっとXentisで運用しています。
ホイールを変えたところで空力だの軽さだのは特に感じていませんが、見た目は良い感じです(≧▽≦)
そういや、フレームもホイールも同じ代理店ですな。Xentisの海外の値段見ると代理店のボッタクリ具合がすごいので、フレームも相当ボッタくってると思われます。なので、今回のワタクシみたいにお安く買えて、ようやくお値段相当ということなのかなと。
なお、先日の富士ヒルの下りがアレだったんでブレーキシューをカンパの赤シューに変更してみました。
(カンパの方がレバーの引きしろに比例してブレーキが効くらしいとの噂です)
まぁ、雨のダウンヒルは二度とご免ですので雨のときは絶対シャマルミレにしますけどね(;´∀`)
ついでにタイヤもコンチの新作であるGP5000に変えてみました。カタログスペック的にはGP4000より10g軽いので富士ヒル前に交換して少しでもタイムを稼ごうと目論んだのですが、実測したところ同じ重量でした。
んなわけで、直前にタイヤ交換して本番でトラブルになる可能性を残すぐらいなら・・・ということで、そのままGP4000で走りました(´_ゝ`)
次に初搭載のDi2に関してですが・・・
期待していたほどではない(というか、何に期待していたのか?)
電動コンポにしたところでモーターアシストするわけじゃないですからね、当然といえば当然ですな。
まずボタンを間違えることが多いです。Di2はワイヤー引きではなくボタンをクリックして変速するので、押し間違い防止のためか、ボタンの表面のブツブツ加工の有無で判別できるようになってはいます・・・が、フルフィンガーグローブを使ってるとどっちのボタンに触れているのか分からないんですよ。
富士ヒルでは手が悴むほどの寒さでしたが、押し間違いをしないようハーフフィンガーのグローブで挑みました(;´∀`)
そして、一番の期待外れはシンクロシフト。Di2の目玉機能(?)として搭載されている、フロントディレイラーの変速に合わせてリアディレイラーも連動して変速してくれますよ~という機能のことですね。
ワ〇ズロードの商品情報を見ているとDi2は疲労が溜まるライドの終盤でも変速が楽だの、シンクロシフトで片手でディレイラー操作できて便利だのとよく書かれているのですが、別にそんなことはないです。
ワタクシ非力で体力ないことを自認しておりますが、ワイヤー変速でもレバー操作がメンドクサイなんて思ったことありませんし、仮にワイヤー変速すらだるい程に疲れてるなら休んだ方が安全です・・・っつーか、
周りが危ないから休め。
で、シンクロシフトですが動作が遅い。特にアウター⇒インナーの連動の遅さは酷く、一旦インナーに落ちてギアがスコーンと軽くなってから、リアがカチャッカチャッと動き出して脚に来る衝撃がスゴイのなんの・・・これでよく商品化したなと思えるレベル。
インナー⇒アウターの場合は比較的速やかに連動してリア変速してくれます。
でも、勾配の変化が大きいとリア変速は連動させずにフロントだけ変速したい場合もあるじゃん?シンクロシフトを設定するとそんなことお構いなしに、勝手に変速してしまいますので結局この機能は使ってません。
あと、コレはワタクシのセッティングにも起因するのですが、ギアをクロスレシオにしているため勾配の変化が大きいとボタンの連打で忙しいです(;´∀`)
Di2はボタンを長押しすることで連続して変速してくれますが、最速設定にしていても連打した方が速いです。
そしてリア変速をシフトダウンするときはワイヤーの方が更に速いです。ワイヤー引きなら一回の操作で3段軽くできますからね。こればかりは機構が違うのでどうにもなりませんね。
電動コンポのアピールをするならサイコンとの連動でしょうか。ガーミンとの通信もできますので、走行中にどのギアを使用しているか表示できます。
反応の悪いガーミンのスクリーンをスワイプせずともSTIのスイッチで画面切り替えできたり、ガーミンと接続した外部危機を操作できるといった便利機能もあります。
あとは別売りのスプリンタースイッチやらサテライトスイッチで、変速ボタンを増設できるとか?
そうそう、ディレイラーの調整が簡単というのはメリットですね。
ワイヤーの張り具合を感覚で・・・なんて必要なくって、ボタンを押すごとに一定量ズレるだけですのでワタクシでも簡単に調整できます。
そもそも、ワイヤーが伸びることがないので、ワイヤーが伸びるたびにショップに調整してもらいに行く煩わしさが無くなります。まぁ、他に不具合があるかもしれないので、ときどきはショップに点検を依頼した方が良いかとは思いますけどね。
・・・というわけで、ワタクシの結論として
買ったことに後悔はないであります
フレームもコンポも割引して頂いたし、ホイールも海外通販で比較的安く手に入れられました。
正直なトコロ、まぁそれでもお高いです(;´∀`)
コスパだの、お値段以上だの言える、とてもじゃないけどそんな代物ではありません。
(そもそもオートバイの方が安いし・・・)
加えて、レースに率先して出場するでもないホビーサイクリストが必要なモノでもありません。
・・・が、しかし
実際に経験しないと分からないのも事実。
今乗っているロードバイクに不満があるとか、お高い自転車に少しでも興味があるという方は、一度背伸びをしてフラッグシップモデルや電動コンポに手を出してみると新しい世界が広がるかもしれません。
ワタクシは、R5で富士ヒルに出場して己の限界を感じましたがね(´_ゝ`)
これ以上の機材ドーピングはほぼ不可能ですし・・・
あとはまぁ、完成車のハンドルと違い配線とワイヤーの引き回しがスッキリしないので見た目がスマートじゃないのが残念かなぁ・・・