2018年08月05日
nightmareは再び富士山に登ったようです ~国内最凶とも呼ばれる坂との対峙
どこだか分かりませんが、山中湖です(^^;
連日の猛暑でまいってしまいますね・・・私、暑いのダメなんですよ。ってことで、今回も猛暑を避けて高所を走ろう企画を実行することに。
今年に入って名だたる大型峠を立て続けにクリアし、少々の坂では平静を保っていられるようになった私ですが、敢えて避けていたモノがあるんです。それは『激坂系ヒルクライム』
今まで私が挑んだ激坂は和田峠が最強(最凶?)クラス。和田峠の坂もなかなかのものですが、住んでいる八王子近郊には風張林道というボスのほか、小規模のものなら百草園、飯能に足を延ばせば子の権現といったネタにしかならない激坂があるのです。
私の登坂スタイルは脚力が無くて体の軽さだけで登るスタイルですので、これらの激坂はそもそもペダルが下がらない。ついでに、うまくハンドルを押さえつけないとウイリーしそうで怖いといった理由から激坂を敬遠しておりました。
とはいえ、そろそろ私もネタが尽きてきたので、一度激坂をクリアしないとな・・・といった感じで今回チャレンジしようと決めたのが『ふじあざみライン』
標高差1160mを11.2kmで登るというこの坂、平均勾配は10.4%、最大勾配は20%と言われています。
こんなでたらめなスペックの坂を私は知りませんが、和田峠が3つ繋がってると思うと端からやる気が削がれますね(;^ω^)
国内最凶との呼び声も高く、間違いなく激坂と言っていいでしょう。この坂を足着きなしで登れたら風張林道にチャレンジする気も起きるというものです。
山中湖スタートであざみラインでアクセスするので、まずは篭坂峠を登ります。
自衛隊駐屯地が近いのでチョイチョイ自衛隊の車両とすれ違います。山中湖側からは大した標高差ではないためすんなりとクリア。
道の駅を過ぎて須走口の入り口へ入ったらあざみラインがスタートです。
入って早々に自衛隊の敷地があります。もう使用されてないのかな?キャタピラーが錆々の戦車が止まってました。
朝は全く見えなかった富士山ですが、あざみラインに入った頃には正面に富士山を見ることができました。
早々に10%越えの坂が続きけっこう面食らいますが、普通に考えれば平均勾配が10%越えなのでこの状態が当たり前ということですな(;´Д`)
3kmほど走るとチョットだけ勾配が緩み8%ぐらいになります。この時点で既に斜度感覚がぶっ壊れていますので、10%越えから8%になっただけで脚が軽くなった気がしますが、ココで急いではいけませんぞ(; ・`д・´)
中間地点近くになると、右側になんかバス停が見えます
馬返しというバス停です。馬返しの由来は登山客を送る馬もココで引き返すほどの急勾配ってことらしいです。
要するに、『ココからがあざみラインの本番だ!』という目印なのです
馬返しを過ぎるとグッと斜度が上がり、悶絶ゾーンに突入(;´Д`)
15%は普通、ときどき20%を表示する区間がしばらく(3kmぐらい?)続きます。
私のギアはインナーローで36T-32Tの組み合わせですが、間違っても28Tにギアを入れようものならその場でストップ、そして急勾配ゆえに再スタート不可という事態になってしまいます\(^o^)/
とにかく止まらないように、インナーローなのにケイデンスは50台で速度8km/h程度でチンタラ進むしかありません。
そんな激坂区間を30分ほど苦悶しながら進むとようやく斜度が緩みます・・・といっても、ときどき15%ぐらいが出てくる一般的には充分過ぎるほどの激坂ですが(´_ゝ`)
フラフラ進んでいると突如、富士山の稜線が見えてきて須走口5合目のゴールに到着です(*´Д`)
辛うじて足付きすることなくクリア。間違いなくnightmare史上最凶の激坂でありましたぞ。
スプロケ32Tでなかったらクリアできなかったけどね(^^;
ちなみにジュニアカセットとはいえ、この坂をインナートップで走るヤツがいるらしい。
いや、絶対無理だろ・・・
吉田口と違って、こちらはあんまり観光地っぽい感じではないです。人も少なめ。
まぁ殆どの観光客は吉田口から行くらしいですからね。
富士山と一緒に♪
そういや前日にZAPPEIのチームジャージが届いたので、それを着ながら走ったのですよ。
ってことで、いち早く登ったであろう記念にチームジャージを掲げておきましょう♪
この後、あざみラインを下って山中湖まで戻るわけですが、なんせ登った坂が坂ですから下りも相当ヤバかった・・・激坂走行後は車で下りたいものですな(*^^*)
Posted by nightmare at 19:52│Comments(0)
│チャリンコ