2018年07月25日
シャマルミレさん
以前ヤビツに登った時にしれっと書きましたが、気が付けば我が家にシャマルミレが転がっていました
GWの帰省中に暇すぎてポチっとしたのですが、自宅に戻ってきたら不在票が入っていました。
4日間で届くとはすごいぞ大英帝国のウイグル自治区!
しかし、狭いアパートにホイールが4組もあるとさすがに邪魔ですねw
私のホイール遍歴ですが、最初はスピードスターの鉄下駄、次がドマーネに付属していた鉄下駄よりはマシな鉄下駄改、3つ目がドマーネに乗り換えて早々にチェンジしたキシエリとなっています。
で、キシエリから1年経たずに再びホイール購入となりました(^^;
シャマルミレにした理由はこんな感じです
・新しいホイールが欲しい
・軽いホイールは正義
・でも下りが怖いからカーボンホイールは避けたい
・とか言いつつ、カッコイイから黒いリムが欲しい
・アルミの黒いリムは(多分)3つしか選択肢がない(レーゼロ、キシプロ、シャマル)
・レーシングゼロは硬すぎる(ハズ。少なくとも自分の脚には)
・またキシリウムってのもな・・・そもそもリムは同じだし変わり映えがねぇ
・G3組がカッコイイ
といった理由から、シャマルミレ以外に選択肢は考えられない状況でした。
(ボラワンが意外と安かったので揺らぎはしましたが(^^;)
このペースで行くと、来年にはボーラウルトラ、再来年にはライトウェイトマイレンシュタイン辺りまで手を伸ばしていそうな気がしますw
キシエリの誇大広告の件もあったので、重量は最初に測っておきました。
シャマルミレはカタログ値で1459gです(個別の重量は不明)
フロントは640.5g
ということは、リアは818.5gですかね?
845.5gでした・・・
ということで両輪で1486gでした。カタログより27g重いけど、まぁこのぐらいなら許容範囲か。
実測で足回り143g軽量化されましたね。
このぐらいのグレードになるとホイールバッグが付属するようです。これぐらいっつーか、アルミのフラッグシップモデルですからね。
リールもコンクエスト買えばリールカバー付いてくるし、似たようなものか?
気になる性能ですが、ハブの回転の良さは明確に感じられます。正直、こんなに違うものだとは思いませんでした。ペダルを止めたときの減速具合がキシエリとは全然違います。ただ、ハブの回転の違いがあったところで、普段の自分の走りにメリットがあるかと言えばありませんけど。ダウンヒルが速くなっても危ないだけだし、脚を回している分にはハブの回転の良さはない気がします。
巡航速度は個人的にキシエリの方が速いような?シャマルは踏めば踏んだ分だけ速度が出る感じですが脚が逝っちゃう・・・この辺りは軽量リム+スチールスポークのキシエリが自分に合っていたんだと思われます。
柳沢峠で100kmで獲得標高2500mになったときは、かなり脚にキテいました。
また、三浦半島一周で200km走った時は特段疲労感がいつもより強いといったことも無かったので、ロングライドに向かないという訳でもなさそう。
漕ぎだしの軽さだとかヒルクラ向きなのかは、分かりませんね(^^;
乗り心地はアルミスポークに依るものでしょうか?確実に悪化しました。これは明確です。乗り心地にパラメータを振ったドマーネの乗り心地が・・・段差でハンドルに来る衝撃も明確に強くなりましたね。
シェイクダウンして間もないですが、ブレーキシューは確かによく削れます。最初に100km走っただけで、も~ビックリするくらい削りカスが溜まってましたし、1000kmも走らずにブレーキシューを交換しまして、交換後のブレーキシューもフロントは既に半分削れています。
ヒルクラばっかりやっているのでその影響もあると思いますが、前後ペアで5000円するブレーキシューですから、お財布にはかなり厳しい感じですね。
また、リムハイトがキシエリより若干高いので今まで使っていた36mmバルブのチューブだとバルブの頭がちょっとしか顔を出しません。ポンプのヘッド形状によってはバルブに喰いつかないかも。
シャマルミレの難点としてもう一点。TREKユーザーだとサイコンのセンサー(DuoTrapS)を使用している人が多いと思いますが、扁平スポークの幅が広くてDuoTrapSのスピードマグネットが嵌りません。ホイールに付属しているマグネットもありましたがなんか不格好でした。
んで、とりあえず自己融着テープでマグネットをスポークに括り付けてみたのですが
センサーとマグネットのクリアランスがほぼありません。(マグネットはシャマルミレに付属してたやつです)
初の実走(ヤビツTT)はこれで走って問題なく終わりましたが、ダンシングでもして少しでも撓むようならセンサーとホイールが接触するので精神的に良いものではありません。
・・・ということで、ついに私も二六製作所のお世話になりました。
ココに手を出すと、一端のローディとして認知されるとか
二六製作所はマグネットを一つから送料無料で配達してくださります。なんて神対応なんだ!
申し訳なさ過ぎて、必要ないのに幾つも買ってしまった(^^;(それが狙いか?)
平型のネオジム磁石をこんな感じでスポークに巻き付けてクリアランス確保はOKです。
以上いろいろありましたが、シャマルミレに対する個人的な評価は『ソコソコのホイールを使っている人はムリしてシャマルにする必要はないかな』となります。
キシエリ⇒シャマルにしても、今のところ値段に見合うほどのメリットは感じられず。
むしろ使用用途を限定して、レーゼロぐらい硬いホイールに手を出すとか、ブレーキ熱が気にならないならカーボンディープリムにするという選択肢の方が良いのかもしれませんね。
Posted by nightmare at 22:13│Comments(0)
│自転車